小1の壁

大切な放課後の時間

小学生が学校で過ごす時間 年間1,200時間
小学生が放課後と長期休みに過ごす時間 年間1,600時間

以前は、子供たちは放課後に、家庭や地域社会において、家事や自然体験などを通し、基本的な生活習慣、生活能力、他人に対する思いやりや善悪の判断、自立心や自制心、社会的なマナーなどを身につけていました。

現在では、核家族化が進み、共働き世帯の増加により、家庭や地域社会といった学校外での子供の教育機能が低下しています。

このような社会環境の中、情操教育の育成上、重要な時期である小学生の放課後の充実が重要となってきます。

小1の壁とは

おもに、共働きやひとり親世帯において、子供の小学校入学にあたり家族のライフスタイルが変化し、仕事と育児の両立がむずかしくなります。親の退社時間まで子供を預けられる施設がみつからなくなったり、保護者の負担が増えたりすることにより、共働き家庭がそれまでと同じように仕事を続けることが困難になる状況を指します。

小学校入学で感じる不安

  • 時短勤務の終了
  • 放課後の預け先の確保
  • 長期休暇中の預け先の確保
  • 宿題や勉強のサポート
  • 参加が必要な学校行事(PTA・保護者会等)の増加

会社の就業規則の問題と小学生の生活時間の問題・学業のサポートなどが重なり不安につながっているのが実態です。

年間を通して起こる問題

春
  • 入学後、一週間は給食が始まらず、お昼には帰ってきてしまう
  • 公設の学童保育の中には4月1日から利用できないところがある。
  • 保護者会、引き取り訓練、PTAの活動など、入学式以外でも保護者参加の行事が多い。
夏
  • 学童保育では、昼食がついていないことが多いため、夏休みはお弁当を作らなくてはならない
  • 定員の問題で“長期休みだけの利用”は出来ない学童保育が多い。
  • 親がなかなか長期休暇が取れず、子供を遠出させてあげることができない。
秋
  • 行事が多く、仕事の調整が難しい。
  • 日が短くなり、小学校、学童保育から一人で帰らせるのが心配
  • 台風で休校の日に、預け先がない
冬
  • インフルエンザなどの感染症が流行り、学級閉鎖で預け先がない。
  • 年度の変わり目で、新しい習い事、塾などを検討し始めるが時間が取れない。