小学生が学校で過ごす時間 | 年間1,200時間 |
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小学生が放課後と長期休みに過ごす時間 | 年間1,600時間 |
以前は、子供たちは放課後に、家庭や地域社会において、家事や自然体験などを通し、基本的な生活習慣、生活能力、他人に対する思いやりや善悪の判断、自立心や自制心、社会的なマナーなどを身につけていました。
現在では、核家族化が進み、共働き世帯の増加により、家庭や地域社会といった学校外での子供の教育機能が低下しています。
このような社会環境の中、情操教育の育成上、重要な時期である小学生の放課後の充実が重要となってきます。
おもに、共働きやひとり親世帯において、子供の小学校入学にあたり家族のライフスタイルが変化し、仕事と育児の両立がむずかしくなります。親の退社時間まで子供を預けられる施設がみつからなくなったり、保護者の負担が増えたりすることにより、共働き家庭がそれまでと同じように仕事を続けることが困難になる状況を指します。
会社の就業規則の問題と小学生の生活時間の問題・学業のサポートなどが重なり不安につながっているのが実態です。